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2023.03.05ファンライドイベントの裏では
鷺地区で防災訓練をしておりました!!
真剣に防災に取り組んでいます!
楽しいイベントの裏で、本気で集まって真剣に訓練です!!

さぎ島の人口600人程度で、3地区に分かれていて
そのひと地区のみでの今開催…から考えると、大集合です😲

さぎ島の人が、なぜこんなに真剣に取り組むのか。
そこには島ならではの事情があります。
(決して 暇だから集まった わけではありません😂)
真剣さには理由があります
佐木島は橋のない離島です。
つまり、「何かあった時は自分たちでなんとかする」が基本としてあります。
もちろん三原市の消防署へお知らせすれば、駆け付けてくれます。
しかし、救急なら ”まずは自分たち(消防団など)で港まで運ぶ”
さぎ島の港までは三原市消防の救急船が来てくれます。
火災なら、 ”まずは自分たち(消防団など)で消す”
三原市消防の消防車は、フェリーに乗ってくるのですぐには対応できません。
夜ならフェリーもないので、すべてを自分たちでしなければならないのです。

中山間地域ならばどの地区にもある
「都市部から遠いことによる防災への不安」が、離島さぎ島では顕著にあらわれるため
島民が自然と『自分たちで』を意識し、防災へ取り組んでいます!
昔から『自分たちで』という意識が!
以前、近所で夜中に倉庫火災があった時は
警報の島内放送がある前に近隣住民が大集合し、
把握してあった給水栓からホースを連結し、
消防団を中心に役割分担をして消火にあたり、
朝までには消火完了、延焼なし。
ここまで、自分たちだけで行えるくらい
自然と『自分ごと』として防災を意識し、実行している島だと思います!

災害多発国、日本
その中で小さな離島の小さな自治体が
本気で防災に取り組んで、高齢化を言い訳にせず、
『自分たちで』まずは何とかしようと考えられていること。
さぎ島で胸を張って誇れる事のひとつではないでしょうか☺