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今回は約6年前から佐木島で始まった
”鷺島みかんじまプロジェクト” (今年9月からは法人化され「株式会社 鷺島みかんじま」)の
羊の ミカンとレモン🐑 の羊毛染めについてご紹介します!
海沿いのとても気持ち良い「海のまきば」で放し飼いされ、島の自生している草を食べて
のびのび育っている ミカンとレモン🐑


左:少し大きいのがミカン 人懐っこく寄ってきてきれます!
右:少し小ぶりなレモン 塩対応なのがクールでかっこいい!
毎年、初夏を迎える前にもこもこの羊毛刈りを行います。
手ほどきを受けながら、島民も見守って。2匹とも大人しくしてくれてて
とても賢い子たちです!

その毛刈りした毛は、綺麗に洗われてふかふかの羊毛へ。
羊毛染めは、島の草花などを使って毎年していますが、今回は
「クサギの実」「ローゼルの実」「ビワの葉」を使って染めていきました!
特に色がすごく綺麗に出ていた「クサギの実」は煮出し液も綺麗な色。

そこにふわふわの羊毛を入れ、しばし漬け込みをします。

一度取り出し、ミョウバン媒染(色止め)をし、
漬け込み→媒染を繰り返して色を定着させていきます。
羊毛は羊の油もあるためか、少し薄い色入れですが
綺麗なブルーグリーンに染まりました!!

化学反応なので、媒染液でも色が違うそうで、毎回染まり方の違いを楽しみに
皆集まっています!


染めた羊毛は、手で少しずつ紡いて糸にしたり、次の過程へ。
去年までは糸を使ってダーニングイベントを島で開催したり、ふわふわの羊毛そのままを
活かして羊毛フェルト教室で小さい羊さんを作ったり…

”鷺島みかんじまプロジェクト” 羊毛編
またどんな形へ繋いでいくか、新しい活用法もどんどん模索し実行されているので
これからがとても楽しみです!!
こちらでも、また次の過程を追ってアップしていきま-す!!
